斜め40度に傾いた文字盤が実は見やすい!
アヴィゲーション タイプ A-7 1935/自動巻き。径41㎜。SSケース。アリゲーターストラップ。3気圧防水。41万2000円。
ロンジンが誇る復刻シリーズ「ヘリテージ」。この人気シリーズに今年ラインナップした新作が「アヴィゲーション タイプ A-7 1935」だ。
本作のオリジナルは、ロンジンが1935年に製作したミリタリークロノ。精緻な基準を満たすことから、アメリカ軍より“タイプA-7”の名を与えられた名作である。最大の特徴は右側に40度傾いたブラック文字盤で、これに合わせシングルタイプのプッシュボタンも2時位置に装備した。これは、パイロットが操縦桿を握ったままでも文字盤を見やすくするためにうまれたもの。
また、内部にはコラムホイール式の自動巻きキャリバーL788を搭載。ケースバックには、アヴィゲーションモデルの証となる飛行機のエングレービングが施されている。
こちらが1935年製のオリジナルモデルだ!
1935年、アメリカ軍のためにロンジンが製作したオリジナルモデル。12時位置の30分積算計、6時位置の秒針、玉ねぎ型リューズなどは新作も踏襲。興味深いのは、30分積算計の目盛りが新作は5分刻みなのに対し、オリジナルは3分刻みなところ。